3月20日、県内でSDGsを実践するために考える会、とちぎSDGs実践ネットワークを実施し、NPOなどから16人が集まりました。
まずはじめに、関東EPOの高橋朝美さんから「SDGsについて学び、最新の動向を学ぶ」ためにお話しいただきました。
3分の2の方が、SDGsについて聞いたことがあるということでしたが、SDGsの考え方をどう実践的に、活動に紐づけていくかという話に「SDGsを共通言語として、他の分野や組織とどう連携して、解決・改善していくか」ということが共通認識としてもたれました。
一方で、現在の活動にSDGsを紐づけて考える難しさという意見もあがりました。
なるべく、ミクロとマクロの視点で活動を捉えていく必要があると感じました。
また、企業や行政の関心が高まっている中で、どのように繋がっていくかをこれからの会議で話し合えればと思っています。
お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!
森山蒼大さんがトチギ環境未来基地での9月から3月まで24日間のインターンシップを修了しました。今回のインターンシップでは、茂木町の森の幼稚園の森「やっほうの森」の植生調査、調査を基にした森の整備計画づくり、森林里山の現場作業、子どもの自然体験イベント運営、を主に担っていただきました。自身の大学での専門を活かし、よりよい栃木の森づくりに汗を流してくれました。6か月間本当にありがとうございました!今後の森山さんのご活躍を応援しています!!
*本インターンシップは、たかはら子ども未来基金の助成を受けて開催されました。
平成30(2018)年度輝く”とちぎ”づくり表彰にて、一般社団法人栃木県若年者支援機構様との「子どもも里山も輝く「子どもの里山」事業」を「優秀賞」に選考頂きました!
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/life/npo/houdou/kagayakuhyousyo30.html
平成 28 年 8 月取組開始。利用機会の減少により荒廃が進んだ里山を整備し、子どもが安全に楽しく遊べる里山を増やす活動と、全ての 子どもに体験の機会を提供する活動とが連携した「こど もの自然体験キャンプ」を実施致しました。
子どもの里山事業への大きな評価、誠にありがとうございます!
9月10日、株式会社かんぽ生命保険様からのご寄付の贈呈式に出席させて頂きました。今年度は100万円のご寄付を頂きました。4年続けてご支援頂いております。頂いたご寄付で、那珂川流域の竹林整備と、整備した空間での自然体験を進めていきます。
かんぽ生命保険様、多大なるご支援誠にありがとうございます!大切に使わせて頂きます。
7月28日(土)、SDGsシンポジウム~基礎知識と栃木の実践例を知る~を開催いたしました。
SDGsに興味や関心のある、行政・企業・学生など様々な45名の皆様にご参加頂きました。
前半ではSDGsの概要について、一般社団法人環境パートナシップ会議(EPC)の高橋朝美氏にご説明頂きました。SDGsは2030年までに達成されないと間に合わないということ、SDGsはその課題に向かって異なるセクターが協働するための指標であること、などを伺いました。
事例紹介では、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークの岩井俊宗氏に同団体のプロジェクトや、プロジェクトから独立して起業した若者の活動の紹介と、SDGsへの関連などをお話頂きました。
もう1つの事例紹介は、弊団体NPO法人トチギ環境未来基地塚本竜也より、森林里山保全と他分野の連携について紹介させて頂きました。
4月21日には茂木町でたけのこほりを行いました!
旬の恵みたけのこを頂くことも、
美しい竹林を守っていくことに繋がるんです。
今回は高校生や親子参加など、
様々なみなさまにお集まりいただきました!
たくさんたけのこが取れました!
午後は竹林の間伐も行いました。
斜面で太い竹を切るのは大変でしたが、
安全に気を付けて作業ができました。
初参加の方も、毎年来てくださっている方も、
「楽しい!」と笑顔が溢れる時間でした。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました!
2018年1月14日、市貝町旧小貝中央小にて、「森林里山保全活動に関するシンポジウム 個人やボランティア活動は、森林や社会のためにどこまでできるか」を開催いたしました。総勢30名の皆様にご参加頂きました。
冒頭は、3名の講師による、森林里山保全活動・個人やボランティアの活動について事例紹介です。
平成27年度の「森林づくり活動についての実態調査」の調査報告書が公開され、トチギ環境未来基地の活動が参考モデルの一つとして紹介されました。
URLのページにPDFのダウンロードが可能で、18ページから21ページにわたってまとめてくださいました。
調査報告書の公開に関するURL
http://www.moridukuri.jp/forumnews/20170313_01.html
調査報告書 PDF版
http://www.moridukuri.jp/forumnews/file/H28_Moridukuri_report_moridukuriforum_170310.pdf
いろいろな異分野の組織やグループと連携しながら森林整備の活動を行うこと、20~30歳代のメンバーが中心となり多くの人たちと活動していることなどを取り上げてくださいました。
全国的な森林ボランティアの実態についても参考になります。
ぜひご一読ください!
若者の就労後押し 県内2団体に助成の記事を下野新聞に掲載いただきました。
来年度の事業では、緑の中間的就労訓練プログラムを中央労働金庫の中央ろうきん若者応援ファンドを活かして行います。
本日3月11日、東日本大震災から6年が経ちました。
被災された皆様には心からお祈り申し上げます。
先日、オーライ!ニッポン大賞の最高賞であるグランプリ(内閣総理大臣賞)を
受賞したことをご報告させていただきました。
3月3日(金)には、東京の帝国ホテルで表彰式があり、スタッフ5名で伺いました。
このような場に伺うことができて本当にうれしかったです。
2009年から第1期生が6人集まり、子どもが遊べる森の整備、創造の森を整備することから始まったConservation Corps(コンサベーション コア)プログラムをこのような賞で評価していただけたこと、
本当にうれしく思います。
ありがとうございます。
また、このような賞をいただいた背景には、たくさんの方々のご協力と応援があります。
森で一緒に汗を流したボランティアや、寄付で応援してくださった方、
いろいろな森の技術を教えてくださっているみなさんなどなど、
本当にたくさんのみなさんに今まで助けて頂きました。
今後とも栃木を元気にするための活動を続けてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
トチギ環境未来基地が第14回オーライ!ニッポン大賞グランプリに選出
されました。
http://www.kouryu.or.jp/ohrai/20170220ohrai.html
2009年の設立以降継続して取り組んでまいりました、
若者のチームによる長期間滞在型の環境保全プログラム(Conservation Corps)を
評価いただいての受賞です。
・人は入れ替わっても、いつでも若者が地域にいて活動できるシステムをつくる
過疎化や高齢化により人手不足となった地域では、これまで維持されてきた
里山や森林をそこに暮らす人だけでは維持することが難しくなってきました。
また、利用が減りそもそも整備をする動機を失ってしまっている里山や森林も
多くあります。
しかし、私たちの暮らしにかけがえのない恩恵をもたらしてくれるこのような
環境を市民の力で、特にこれからの社会を担う若い人たちの力で維持していける
仕組みをつくりたい、そのためには週末を利用したボランティア活動ではなく、
ある程度の活動期間じっくりと活動に取り組めるプログラムをつくることが
大切だと考えました。
そのモデルとなるプログラムをアメリカで見つけました。
アメリカの若者たちが9ヶ月から1年間チームをつくり、環境保全活動に取り組む
Conservation Corpsというプログラムです。年間約25,000人もの若者が参加する
大きな活動です。
大学を卒業した年に実際にこのプログラムに6ヶ月間参加してみました。
最初は技術や知識のない若者たちでも長期間活動するとやはりできることが増え、
活動の質も高まっていく。植林も、自然公園づくりも、
自然道づくりも質の高い成果を残すことができるようになる。
一方で、このプログラムに参加する若者たちは、自分自身の生き方やキャリアを
見つめながら日々の活動から、机の上だけでは学べない実感を伴った学びや経験を
重ねていく。自然環境を守るための力としても、若者が成長する場としても、
すばらしいプログラムでした。
これは日本でも必ず役に立つプログラムだと確信し、日本版のモデルとして
若者のチームによる長期間滞在型の環境保全プログラムを確立することを目指し
2009年にトチギ環境未来基地を設立しました。
試行錯誤を続けながらこれまで3ヶ月間のプログラムを15回開催することが
できました。国内外61名の若者がプログラムに参加してくれました。
スタッフとともに、毎日毎日森の現場にいき整備活動を行ってきました。
そして、その若者たちが中心となって若者自立支援団体の若者たちとの森づくり、
企業ボランティアの受け入れ、大学生グループ、親子プログラムの開催など、
たくさんの人たちが森の活動に参加できる機会もつくってきました。
現在では、年間活動日数250日、延べ参加者数3,000人程度という活動が
できるようになりました。プログラム修了後、NPOに就労した人は21人になり
それぞれの目指す道の、一つのステップの機会としてもある程度機能できたと思います。
若者達の、地道だけれど大切なこの活動にオーライ!ニッポン大賞という
評価をいただきましたことを大変うれしく思います。
1回~15回まで一緒に生活をしながら暑い夏でも、雪の降る中でも
コツコツと活動を続けたメンバーの力で成しえたことだと改めて思います。
ともに活動した全てのメンバーに感謝いたします。
また、共にプログラムを実施してきましたNPO法人NICEをはじめ、
地域のパートナーの団体、住民の方々、
ご寄付等で支援いただいた皆様にも感謝いたします。
まだ道は半ばです。さらに安定的に運営していけるためには
まだまだ工夫が必要です。また、他の地域への展開を図っていくためには
一層の努力が必要です。アメリカのプログラムのように、
このプログラムをやり遂げると給付型の
奨学金を得ることができるという仕組みをつくることもいまだ実現できていません。
引き続きプログラムをコツコツと継続していきながら、
若者たちが未来を自らの手でつくっていく、その一つの機会としての
可能性を広げていきたいと思います。
引き続きのご支援よろしくお願いいたします。
NPO法人トチギ環境未来基地
理事長 塚本 竜也
アジアの長期ボランティア活動発展のための
国際研修・会議の受入が始まりました!
2015年1月24日~30日まで、アジアのボランティア、
NGOリーダーが明在庵に集まり研修と会議を行います。
主催は私たちのConservation Corpsプログラムにも
参加者を派遣してもらっている、NPO法人NICEと、
NVDA(アジア・ボランティア発展ネットワーク)です。
タイ、ミャンマー、ラオス、日本、インドネシア、ベトナムから
20-30名の参加者が集まり、大賑わいです。
このネットワークでは、ボランティアの派遣、交換を通じて
各地の地域課題の改善と、国際協力、友好の促進を目指しています。
みなさん初日から積極的に活動に取り組んでいます。
期間中、私たちの活動フィールドでのボランティア活動
(竹林整備と希望の丘の森の整備)も行います。
有意義な時間になりそうです。
Conservation Corps 2013 春が始まって、1ヶ月が経ちました
5月末からスタートした若者のチームによる長期間の環境保全プログラム、
Tochigi Conservation Corps 2013春が、開始から1ヶ月経過しました。
栃木県、千葉県、山口県、埼玉県からの参加者が益子町にある私たちの事務所兼
合宿施設「明在庵」で生活しながら様々なフィールドで活動を行っております。
女性メンバーばかりですが、モチベーション高くみんな一生懸命活動をしています。
ここまでの主な活動を報告します。
1週目
・オリエンテーション
・あさひが丘での作業とウォーキングイベントへの参加
・「苗木forいわき」プロジェクト植林予定地整備(アマゾンジャパンさんと)
2週目
・エコハウスで開催された、エコフェスタへの参加(子ども達と外で遊ぶ活動)
・創造の森の整備と、子どもたちの自然体験プログラムの準備
・茂木町での竹林整備作業
・学習(木の名前と特徴を覚える)
3週目
・フクシマ環境未来基地の活動に参加。畑や森の整備。地元の地区運動会への参加
・創造の森で子ども達の自然体験活動運営(宝さがしなど)3回
・学習「NPOについて」
4週目
・「苗木forいわき」プロジェクト、子ども達との活動。トライ東さん、上松山小学校さんと
・あさひが丘、子どもの森、創造の森の整備(草刈りなど)作業
・学習「星降る学校くまの木さんの活動について」と苗木の活動
5週目
・「苗木forいわき」プロジェクト植林予定地整備(昭和電工ユニオンさん、コマツユニオン小山支部さんと)
・「苗木forいわき」プロジェクト子ども達との活動 ほしのみや幼稚園
と、幅広い活動に取り組んできました。
期間中に、メンバーのうち2人が誕生日を迎えました。みんなでお祝いしました☆
Conservation Corps2013春は、7月19日まで続きます。
ホームページの改定に伴い、
更新が遅くなってしまいました。
今日からまた定期的に更新を再開していきます。
更新できなかった期間も、各プロジェクト先での活動、
エコフェスタなどでのイベントの開催、理事会、
総会の開催など様々な出来事がありました。
おいおいご報告を載せていきたいと思います。
5月23日から、第7期 Conservation Corps
プログラムが始まりました。
現在、栃木県、山口県、埼玉県、千葉県からの
参加者4名とスタッフ2名が活動しています。
みんなモチベーションも高く、元気に活動を
しています。
今週はあいにくの天気が続きますが、
今日は、宇都宮市平出にあるあさひが丘で作業、
明日は、風と緑の幼稚園で子ども達との森の活動を
行います。
Conservation Corpsプログラムは7月19日まで
続きます。